いわき伝統野菜「とっくり芋」を知っていますか?
いわき市では、代々受け継がれてきた在来作物を「いわき伝統野菜」として守り育てています。

そのなかで「とっくり芋」は、昭和30年代に平下神谷地区で“酒とっくりのような形の山芋”を改良して栽培が開始されました。

特徴―味わい・食感など
とっくり芋には、以下のような特徴があります。
●粘り:
ねばりが少ない長芋と、粘りが強い山芋(自然薯など)の中間あたりのほどよい粘性。そのため、すりおろしてとろろにするのも良し、切って加熱しても美味。クセやアクが少なく、とても食べやすい食材です。
●味わい:
淡泊でやさしく、ほんのり甘みが感じられ、素材の持ち味を活かしやすいため、和食はもちろん洋風なアレンジにも向いています。
●調理の幅:
すりおろしのとろろ、ご飯に混ぜる芋ごはん、炒め物、天ぷらなど、いろいろな食べ方が可能、という点も魅力。
このバランスの良さが、とっくり芋を「日常の食材」としてでなく、「贈答用」や「郷土の味わい」としても支持されるのだと思いました!
代表的・おすすめの食べ方・レシピ
とっくり芋は、以下のような料理やレシピで楽しむことが多いようです。

ひとしおLabの「とっくり芋」レシピ
「減塩してもおいしい」をコンセプトに「とっくり芋」を使ったレシピを考えてみましたので、ぜひお試しください!



とっくり芋が持つ“地域の魅力”―食と文化の継承
とっくり芋は、ただの“おいしい芋”ではありません。
・昔からの農家さんの知恵と経験によって生まれた「在来作物」であり、気候・土壌・文化に根差したもの。
・現在も地元の農家さんにより丁寧に栽培・管理され、関連団体を通じて品質と伝統を守り続けている。
・また、単なる地元食材ではなく、「郷土の味」「地域のアイデンティティ」の一部として、市内の各イベント等で次世代への継承や地域振興に活かされている。
つまり、とっくり芋は「食べることで地域の背景を味わうことができる」特別な存在です。
最後に
とっくり芋は11月~12月が収穫・出荷の時期です。
もし機会があれば、ぜひ「いわきという土地と人が育てた伝統野菜」としてとっくり芋を味わってみてください。
(参考:「いわきのめぐみnavi」https://iwaki-megumi-navi.com/)



